設備紹介

世界基準の“超滅菌主義”で
院内感染予防を徹底

CLEAN & SAFETY

異なる汚染レベルを混在させない

ゾーニング（区分け）を明確にした

衛生管理区域で
インフェクションコントロール

お口の中を診る歯科治療の現場では、C型肝炎・B型肝炎ウイルス、HIV（エイズウイルス）、新型コロナウイルスなど、血液や唾液などの体液を介して感染が起こる病気に厳重に注意を払う必要があります。
掛川市の歯医者岡田歯科医院では、世界基準の洗浄、消毒、滅菌を行う衛生管理区域を設置するゾーニングで、インフェクションコントロール（感染制御）に取り組み、ご来院いただくすべての方に、安心して治療を受けていただける診療環境を整えています。

インフェクションコントロールとは

安心をお約束！

インフェクション（＝感染）コントロール（＝制御）とは感染防止対策のことです。あらゆる汚染ルートを遮断すべく、器具の滅菌管理はもちろん、空気清浄機や口腔外バキュームによるエアロゾル感染の防止や、使い捨て器具活用での交差感染防止などに取り組んでいます。

ゾーニングとは

洗浄・消毒・滅菌を行うための区域を色別に分けて、汚染レベルの識別を明確にすることで汚染の拡大を防止する取り組みです。岡田歯科医院では、赤・黄・緑のカラーテープを貼ることで明瞭な区分けを行い、他のゾーンへの汚染の拡散と伝播を防止します。

洗浄・消毒

高性能洗浄器

ミーレ　ジェットウォッシャーG7831

国際規格（ISO15883）に適合した高性能洗浄器で、手洗いでは届かない器具の細部の汚れまでしっかりと落とせるよう、高圧の温水を使って徹底的に洗浄します。感染経路となりうる血液や唾液の除去はもちろん、熱水消毒機能により、肝炎を引き起こすウイルスなどの耐熱性病原体も不活性化されます。

手洗い洗浄と

ジェットウォッシャーの違いとは？

手洗いでは洗浄する人や状態によって残留タンパク質（血液などに含まれ、感染性を持つ場合があります）の濃度に差が出てしまいますが、ジェットウォッシャーで洗浄した場合、環境などに左右されることなく残留タンパク質の濃度を確実に低い数値まで落とすことができます。

比較するとよく分かる！

＊血液などのタンパク質に反応し、染色反応を示す試薬を使用

ハンドピース専用洗浄・
メインテナンス器

iCare（アイケア）

複雑な形状のハンドピース（歯を削る際に使用する器具）の内部まで徹底洗浄し、自動で注油（メンテナンス）まで行います。手洗いでは不可能な内部の清掃や汚れの除去をしっかりと行い、手洗いによる感染リスクも軽減できるのでスタッフの安全も守ります。

滅菌パック

滅菌パック用のシーラー

メラシール100+

しっかり洗浄した器具を専用のパックに入れて封を閉じますが、閉じる厚みが薄いと適切にパッキングされず、滅菌状態を保つことができません。当院では、充分なシール幅で安全密封できるシーラーを使用し、開封時まで滅菌パック内の衛生状態を保つためにしっかりと密封します。

滅菌・保管

世界最高水準
クラスB滅菌器

バキュクレーブ31B+

世界で最も厳しいとされるヨーロッパ基準に合格したクラスBタイプの高圧蒸気滅菌器です。真空状態と高圧・高温の蒸気の注入を重ねて、徹底的に滅菌します。これで今まで日本で普及していた滅菌器では死滅できなかった細菌を死滅させることができます。

ハンドピース専用クラスS滅菌器

メラクイック12+

ヨーロッパ基準に合格した滅菌性能クラスSタイプの滅菌器で、複雑な構造をした器具の形状や大きさに関係なく細部までスピーディに滅菌し、常に清潔なハンドピースでの治療提供に役立ちます。

ハンドピースの大きさや形は様々

医療先進国のヨーロッパ基準に
合格した滅菌器を採用！

滅菌器にはヨーロッパで定められた3つの基準（クラス）があり、日本で一般的に使用されている「クラスN」は用途や被滅菌物の種類に限りがあります。当院では、全ての種類の器具を滅菌することができる「クラスB」や、クラスＢに次ぐ性能で特定の器具を滅菌できる「クラスS」の滅菌器を導入しています。

診療

口腔外バキューム

フリーアーム・アルテオ

その他の院内感染予防のための
取り組み

滅菌パックで厳重保管

滅菌が終わった器具は滅菌パックに入れて厳重に保管され、診療直前に封を開けることで衛生状態を保ちます。
患者さんごとに
グローブを交換

グローブのほかにも、滅菌できないコップやエプロン、注射針などの器具は、患者さんごとに使い捨て製品を使用します。
診療室内を清掃・消毒

診療室の設備やドアノブ、取っ手や手すりなど不特定多数の方が触れる箇所は随時消毒を行っています。

より質の高い診療と
的確な診断のための設備

DIAGNOSIS

歯科用3D（立体）CT

X-ERA SMART（エクセラスマート）

虫歯や歯周病の進行度などはもちろん、歯を支える顎の骨の量や形状までしっかりと把握できる3D（立体）撮影が可能な歯科用CTを導入しています。パノラマ撮影などを行う従来のレントゲンに比べて、広範囲にわたる豊富な情報量により、一般的な歯科治療はもちろんインプラントや親知らずの抜歯などの様々な治療に活用されます。また、撮影時間が短く、放射線量が従来の10分の1程度なので患者さんの体への負担も少なく安全です。

大型モニター

iiyama ProLite

レントゲン写真や口腔内写真などを大型モニターに映し出し、検査結果やお口の現状、治療計画について丁寧にご説明をいたします。
拡大鏡

ユニバット（拡大倍率5倍）

肉眼では見えづらい細かなヒビや初期のとても小さな虫歯などの確認が可能になり、より精度の高い診断と診療を行うことができます。
多目的超音波治療器

エアフローマスターピエゾン

歯垢や歯石除去を行うスケーリングから、根管の洗浄・拡大・形成などの根管治療まで、幅広い歯科診療に対応します。

痛みに配慮した
安心治療のために

PAINLESS

電動麻酔注射器CT

オーラスター

治療前に行う麻酔注射や治療の痛みが苦手という方は多くいらっしゃいます。
岡田歯科医院では、そんな患者さんの不安や負担を軽減できるよう痛みの少ない治療を心がけ、麻酔注射時の痛みを大幅に軽減し、安心して治療を受けていただけるよう、電動麻酔注射器を導入しています。手動では難しい麻酔液の注入スピードをゆっくり一定に保ち、注入スピードのムラや圧力の不安定さから生じる痛みを緩和します。

さらに痛みをなくすための工夫

表面麻酔剤の利用

針を刺す部分に塗布し、表面を麻痺させることで刺すときのチクッとする痛みを抑えています。薬剤の苦味を感じないよう甘みのあるフレーバー付きなので、お子さんにも安心です。
極細針の利用

電動注射器では注射針の細さに左右されず麻酔薬の注入を安定したスピードで行うことができるため、痛みを最小限に抑える非常に極細の注射針を使用することができます。